じゃがいもの種類によって、ポテトサラダの具材や味付け、いものほぐし具合など、合う合わないが明確。
今回はキタアカリに合うポテトサラダのレシピを紹介します。
個人的にポテトサラダにするなら、キタアカリが1番好きな私。愛情込もった大人な味付けです。
キタアカリの特徴
男爵いもを交配させて作られた、ビタミンCが豊富な品種。味わい深く、えぐみが少ないのが特徴です。
果肉が黄色く甘みが強いことから、栗じゃがと呼ばれ、さつまいもに似た香りがします。
火が通りやすく香りが飛びにくいことから、電子レンジでの加熱に適しています。
加工のしやすさと、バランスの取れた味わいから、ポテトサラダにするなら変わり種や調味料にこだわった味付けにすると非常に美味しくいただけます。
キタアカリはじゃがバターにするのもオススメで、塩辛バターは絶品そのもの。そんな塩辛をポテトサラダにアレンジしてみました。
塩辛のポテトサラダ
材料
- キタアカリ (大2個)
- 玉ねぎ (1/4個)
- お酢 (適量)
- ✻ オリーブオイル (大さじ1)
- ✻ にんにくすりおろし (大さじ1)
- ✻ 唐辛子輪切り (10個程度)
- いかの塩辛 (60g)
- バター (大さじ1)
- マヨネーズ (大さじ3)
- 塩、こしょう (適量)
手順
①具材の下準備
よく洗ったじゃがいもを耐熱皿に乗せラップをし、電子レンジ600Wで6分加熱します。
玉ねぎをみじん切りにし、辛みを取るために、お水とお酢を混ぜた液に浸します。辛みが取れたら液は流しよく絞っておきます。
辛みが苦手な方は軽く電子レンジで加熱してください。
じゃがいもは中まで火が通ったら、火傷に注意しながら皮を剥き、ひと口大に潰します。
②塩辛を加熱する
フライパンにオリーブオイル、ニンニク、唐辛子を入れ、弱火で香りが立つまで加熱します。
塩辛を加え、じっくりと炒めます。頃合いをみてバターを投入し、全体に馴染ませます。
③具材を混ぜ合わせる
大きめのボウルに、じゃがいも、玉ねぎ、塩辛、マヨネーズを入れて混ぜ合わせます。
塩、こしょうで味を整えたら完成です。
キタアカリの味わい
いい意味でじゃがいもらしい味ではなく、栗のようなほんのりとした甘さが特徴のキタアカリ。
バターで炒めた塩辛の塩味と、抜群の相性です。
口当たりもホクホクとしていて、同じく栗のよう。マヨネーズと玉ねぎの酸と辛みが、しつこくならないようにキタアカリが間に入って味を整えてくれます。
ポテトサラダと言いつつも、調味料や他の具材の引き立て役のような役割を果たし、変わり種ポテトサラダにぴったりのキタアカリ。
ポテトサラダを作るにはキタアカリしか無理な口になってしまいます。
キタアカリに合うお酒
磯の香りとマヨネーズのこってり。口の中をさっぱりさせてくれる辛口の白ワインが抜群に合います。
中でもスペイン産の白ワインは、渋みが少なくミネラル感豊富で、キタアカリのこっくりとした後味をすーっと洗い流してくれます。
キタアカリの活用方法
加工のしやすさと、バランスの取れた味わいから、ポテトサラダに最適なじゃがいも「キタアカリ」。
もちろん塩辛じゃがバターにしても美味しくいただけます。
簡単なレシピ表を作りましたので、活用してお試しください。