さつまいもが旬の時期になると、色々な品種が店頭に並びますね。
さつまいもとひとつに言っても、甘さが特徴なものから、ホクホクした食感が楽しめるものまで様々です。
今回はさつまいも品種の中から、「紅あずま」の特徴、より美味しく味わえるおすすめのレシピを紹介します。
紅あずまの特徴
日本を代表するさつまいもの一種である紅あずまは、さつまいも独特のホクホクとした食感と甘みが魅力です。
鮮やかな紅色の皮と黄色い果肉が特徴で、蒸して食べると栗のような甘みとほっこりした食感が際立ちます。
その甘みと食感から、焼き芋に留まらず幅広い料理に応用できる品種です。スイートポテトなどのデザートからサラダや炒めものの具材、スライスしてチップスにしたりと、多種多様です。
繊維質が少なく粉っぽさのようなホクホクとした食感から、ポテトサラダのように調理するのもオススメです。甘み感じるデリサラダに挑戦してみましょう。
さつまいもとカリカリベーコンのクリチサラダ
材料
- 紅あずま (1〜2本)
- 厚切りベーコン (4〜5枚)
- サラダ豆 (1袋)
- クリームチーズ (大さじ2.5/個包装2個)
- マヨネーズ (大さじ1)
- 粒マスタード (大さじ1.5)
- 塩 (適量)
- ブラックペッパー (お好み)
手順
①さつまいもの下準備
さつまいもは1cm角のサイコロ状にカットし、約10分水にさらします。
耐熱容器に入れ、水(分量外:大さじ1)を加え、ふんわりとラップをして600Wのレンジで5分加熱します。
爪楊枝などで中まで火が通っているか確認します。スッと入るまで繰り返し加熱してください。
②ベーコンの下準備
ベーコンは1cm幅に切り、何も敷いていないフライパンで炒めます。下味に塩を適量まぶします。
カリカリになるまで炒めると、さつまいもとの食感が楽しめます。
③具材を混ぜ合わせる
柔らかくなったさつまいもは、マッシャーで半分だけ潰します。
大きめのボウルにさつまいも、ベーコン、サラダ豆、クリームチーズ、マヨネーズ、粒マスタードを入れて、よく混ぜ合わせます。
④仕上げ
仕上げにお好みでブラックペッパーをかければ完成。
紅あずまの味わい
栗のような、ホクホクとしていて甘みが深い紅あずまと、ふっくら茹でたサラダ豆の食感が似ていて非常に合います。
また、カリカリに炒めたベーコンの塩っぱさにクリームチーズがマイルドに組み合わさり、後味に残る粒マスタードの軽い刺激が心地いいです。
マヨネーズは少なめ、もしくは無くてもいいかもしれません。粒マスタードの酸味のほうが相性が良く、味に締まりが生まれます。
紅あずまに合うお酒
クリームチーズを使ったデリサラダには、キリリと辛口の白ワインが抜群に美味しい。
油分とホックリとした甘さが纏う口内を、白ワインが綺麗さっぱり流してくれて、次に食べるひと口が止まりません。
紅あずまの活用方法
ホクホクとした食感と甘みが特徴の紅あずまは、焼き芋やスイートポテトなどのデザートから、サラダ、チップスに至るまで、甘さ重視した料理に合う万能選手。
簡単なレシピ表を作りましたので活用して、お試しください。