秋から冬にかけてが旬の長芋。
生でも食べられると長芋は、サラダやすりおろして使うと、シャキシャキとした食感や口馴染みのいい風味が特徴です。
また加熱すると、えぐみが消え甘い味に変化します。柔らかく滑らかな食感は満足度がアップして和風の料理にぴったり。
長芋を使って、ボリュームたっぷりの四角いふわとろタコ焼きを作りましょう。
長芋の特徴
長芋は山芋の仲間です。山芋には、長芋のほかに、大和芋、大長芋、琉球芋など、さまざまな種類があります。
長芋は名の通り長い形をしており、外皮は薄く、中は白くてねばり気が少ないです。生で食べられるのも長芋ならでは。
栄養素も豊富で、食物繊維やビタミンC、ビタミンBを多く含んでいます。胃腸の粘膜を保護し、抗酸化作用がありながら、低カロリーという優秀な野菜です。
たっぷり長芋のふわとろカクタコ焼き
材料
- 長芋 (300g)
- ネギ (50g)
- タコ (150g)
- 片栗粉 (大さじ3)
- 顆粒だし (小さじ2)
- コチュジャン (小さじ2)
- サラダ油 (適量)
- タコ焼きソース (適量)
- マヨネーズ (適量)
手順
①材料の下準備
長芋は皮を剥き、全てすりおろします。手袋をしてすりおろせば、手の痒みと滑りを防ぐことができます。
タコとネギは細かく刻んでおきます。
②材料を混ぜ合わせる
すりおろした長芋、ネギ、タコ、片栗粉、顆粒だし、コチュジャンを大きめのボウルに入れ、よく混ぜます。
③焼く
卵焼き器にサラダ油を敷き中火で熱し、混ぜ合わせた生地を全て流し入れます。
片面に焼き色がついたら、大きめの平皿に一旦出し、もう片面を下にして卵焼き器に戻します。
これを繰り返して両面をよく焼きます。
たこ焼きソースとマヨネーズ、ネギをかけたら完成です。
出汁の味がしっかりついているので、そのままでも十分美味しくいただけます。
長芋の味わい
箸を入れただけでトロトロなのが分かる柔らかさです。出汁の味がしっかりついていて、大きな口で頬張れば、舌に滑らかな長芋が纏います。
タコのプリプリな弾力感、ネギのシャキシャキ、そこに合わさる長芋の優しいとろみ。美味しすぎます。
長芋に合うお酒
口溶け柔らかく、ほっこりとした優しい味に、ソースとマヨネーズの酸味と脂。
これはキリッとした淡麗なビールが合います。気がつくとタコ焼きもビールも無くなってしまうほどに、止まらなくなるので注意です。
長芋の活用方法
生でも加熱しても、どんな調理方法にも寄り添う長芋。
たこ焼き器がなくても簡単に作れて、ほぼ長芋というヘルシーっぷり。
簡単なレシピ表を作りましたので、ぜひ活用ください。