【保存版】好みのポテトサラダに合うじゃがいもの品種は?

ポテトサラダがここまでフューチャーされ、アレンジの熱戦を繰り広げられる料理になると、だれが想像したでしょうか。

居酒屋ではポテトサラダが目玉といってもいいくらいに変わり種な具材にこだわり、コンビニでもプライベートブランドでの横展開が甚だしく、スーパーのお惣菜コーナーでは高クオリティの撃ち合い合戦と化しています。

手軽に購入できるようになったポテトサラダですが、家庭料理の定番でもあります。それぞれの家によって具材や味付けが異なり、アレンジが自由自在なところも、長く愛される魅力のひとつ。

そんなマルチな才能を発揮し続けるポテトサラダには、味付けや仕上がりによってそれぞれ適したじゃがいもがあります。

あくまでもじゃがいもがメインのサラダであるからこそ、その特徴からぴったりの品種たちを知ることで、自分好みのポテトサラダに辿り着くはず。

では、詳しく紹介していきましょう。

男爵いも

日本いも類研究会より参照

男爵いもの特性

日本じゃがいも代表格の有名品種。日本で最も収穫量が多く、通年流通されていることから手に入りやすいです。

ゴツゴツとして丸みを帯びた見た目が特徴的で、皮は硬質。じゃがいもらしい香りが強く、多くの人に好まれる味わいをしています。

男爵いもに合う料理

でんぷんの含有量が多いことから、加熱すると甘みが増し、ホクホクとした食感になります。

じゃがバターや粉ふき芋、ベイクドポテト、コロッケなど、すりつぶす調理法がおすすめ。

男爵いもで作るポテトサラダ

固形を残すように大きめに潰すことで、よりホロホロと崩れるような舌触りが楽しめます。

ホクホクとした食感が好み、素朴でじゃがいも本来の味わいを楽しみたいという方に。

メークイン

日本いも類研究会より参照

メークインの特性

イギリス生まれのじゃがいもで、男爵いもに並び多く流通されている人気品種。

長卵形で皮は薄く剥きやすいです。果肉は淡い黄色をしており、ほのかな甘みが特徴的。

メークインに合う料理

ややねっとりとした特性があるため、煮崩れがしにくいです。

加熱するとなめらかな食感になり、カレーや肉じゃが、グラタンなどの煮込み料理に適しています。

メークインで作るポテトサラダ

固形を小さくしマッシュにすることで、なめらかな舌触りが楽しめます。

クリーミーで具材と馴染みやすいポテトサラダが好みな方におすすめです。

キタアカリ

日本いも類研究会より参照

キタアカリの特性

男爵いもを交配させて作られた、ビタミンCが豊富な品種。味わい深く、えぐみが少ないのが特徴です。

果肉が黄色く甘みが強いことから、栗じゃがと呼ばれ、さつまいもに似た香りがします。

キタアカリに合う料理

火が通りやすく香りが飛びにくいことから、電子レンジでの加熱に適しています。

新じゃがの時期はホクホクとしており、4月以降はねっとりとした舌触りに変わります。甘めの味付けが得意。

キタアカリで作るポテトサラダ

バランスの取れた味わいと加工のしやすさから、変わり種だったり具材や調味料でアレンジしたい方におすすめです。

とうや

日本いも類研究会より参照

とうやの特性

北海道で育成されており、洞爺湖から名付けられた品種。

丸みを帯びており目が浅く、皮が剥きやすいです。黄色みが強い果肉で、切った後も変色しにくいのが特徴。

でんぷんが少ないため、粉っぽさがなくもっちりとした粘り気があります。

とうやに合う料理

滑らかな舌触りが心地よく、煮崩れしにくいため、肉じゃがやクラムチャウダーなどの煮込み料理。

また、ジャーマンポテトのような炒めものにも適しています。

とうやで作るポテトサラダ

滑らかで甘みのある、コンビニでパウチに入って売られているポテトサラダが好みな方におすすめです。

ポテトサラダ一覧表を活用

ポテトサラダといっても、使うじゃがいもによってバリエーションが無限に広がります。好みの味付けから、少し冒険してみたり、具材にこだわってみたり。

簡単に分かる一覧表を作りましたので、保存して活用ください。

好みのポテトサラダを作って、じゃがいもの魅力を再発見してくださいね。