個人的な話しなのですが、カルディが大好きでして。
世界各地の食材、調味料が所狭しと並んでいるあの空間。ずっとずっと居られます。
美味しそうなジェノベーゼソースを買ったので、何か芋に変換できないかとレシピを考えました。
ジェノバ風とは、イタリアのジェノバ地方の様式のことで、ジェノベーゼソースや、ペストジェノベーゼを使った料理に呼称されます。

新じゃがいもの特徴

新じゃがいもとは、じゃがいもの品種ではなく、収穫されてすぐに出荷されるじゃがいものこと。
一般的なじゃがいもは収穫後に貯蔵して熟成するのですが、新じゃがいもはその期間を省き、収穫後すぐに出荷されます。
ほかのじゃがいもに比べて小ぶりでみずみずしく、皮が薄いのが特徴です。
一般的なじゃがいもと同じ調理でも美味しいですが、新じゃがいもは皮が薄く皮付きのまま食べられるため、丸ごと調理する食べ方が向いています。
水分が多くしっとりしていて、煮崩れしにくいので、炒め物にも適しています。
じゃがいもとえびのジェノバ風
材料

- 新じゃがいも (5個)
- むきえび (150g)
- 塩 (小さじ2)
- オリーブオイル (大さじ3)
- にんにく薄切り (適量)
- ジェノベーゼソース (大さじ2)
手順
①具材の下準備

むきえびに塩小さじ1を振って馴染ませます。

じゃがいもはよく洗い、皮付きのままくし切りにして水に浸します。
水を切ったじゃがいもを耐熱皿に入れラップをし、電子レンジ600wで5分加熱します。

ジェノベーゼソースとオリーブオイル大さじ1を混ぜ合わせておきます。
②具材を炒める

フライパンにオリーブオイル大さじ1/2とにんにくを入れ、弱火にかけます。

オイルがぐつぐつしてきたら、片側でえびを焼きます。
えびの両面に軽く焼き目がついたら、一旦フライパンから下げておきます。

えびを取り出したフライパンにじゃがいもを入れ、オリーブオイルとにんにくによく絡ませます。

じゃがいもの両面に焼き目がつくまでじっくり炒めます。

えびを戻し入れて、水大さじ2と塩小さじ1を入れて水分が飛ぶまで炒めます。

お皿に盛り付けて、混ぜておいたジェノベーゼソースと、追加でオリーブオイル大さじ1/2をかけたら完成です。

新じゃがいもの味わい

塩味の効いたえびに、ほっくりとしたじゃがいも。そこに纏うバジルの強い味とオリーブオイルの香りが抜けていきます。
火を入れすぎないことでえびはぷりぷり、奥歯で壊れて散らかる食感に。
時折覗くかりかりのにんにくがパンチを効かせてきます。
新じゃがいもに合うお酒

味付けは塩だけとシンプルながらも、ジェノベーゼソースの豊かな風味が美味しいです。
白ワインに合わせるのが大正解ですが、シンプルな味わいには赤ワインのキュッとした渋みにも合うのです。
お酒がごくごく進むおしゃれなおつまみです。
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