さつまいもが旬の時期になると、色々な品種が店頭に並びますね。
さつまいもとひとつに言っても、甘さが特徴なものから、ホクホクした食感が楽しめるものまで様々です。
今回はさつまいも品種の中から、「シルクスイート」の特徴、より美味しく味わえるおすすめのレシピを紹介します。
シルクスイートの特徴
品種登録されたのは2018年と新しく、近年人気の品種です。絹のようになめらかな舌ざわりから、シルクスイートという名がつけられました。
他のさつまいもに比べると糖度はそこまで高くはありませんが、繊維が少なく、しっとりとした滑らかな食感によって十分甘みが感じられます。
焼き芋やスイートポテトなど、甘さを感じる料理も美味しいですが、舌触りのなめらかさや、塩味との相性も良いことから、おかずやおつまみとして調理するのがオススメです。
さつまいもと豚バラのネギ塩炒め
材料
- シルクスイート (2本)
- 豚バラ肉 (200g)
- ✻ ネギ (1/2本)
- ✻ 酒 (大さじ1)
- ✻ ごま油 (大さじ1/2)
- ✻ 塩 (小さじ1/2)
- 炒りごま (適量)
焼肉などで余ったネギ塩だれがある場合は、✻はそちらで代用できます。今回はキッコーマンのネギ塩だれを使いました。
手順
①さつまいもの下準備
さつまいもは1.5cm幅の半月切りにし、約10分水にさらします。
耐熱容器に入れ、水(分量外:大さじ1)を加え、ふんわりとラップをして600Wのレンジで5分加熱します。
爪楊枝などで中まで火が通っているか確認します。スッと入るまで繰り返し加熱してください。
②豚バラ肉の下準備
豚バラ肉は3cm幅に切り、何も敷いていないフライパンで、肉の色が変わるまで炒めます。
カリカリになるまで炒めると、さつまいもとの食感が楽しめます。
脂が出るので、一旦フライパンから下げて、軽く脂を拭き取ります。
③さつまいもと豚バラ肉を炒める
フライパンにさつまいもと豚バラ肉を入れ、さつまいもに脂が馴染むように炒めます。
ある程度絡んできたら、ネギ塩タレを一周かけます。
さつまいもに味が染みているのを確認したら盛り付けます。
④仕上げ
お皿に盛り付けたあと、お好みで炒りごまをかけたら、完成です。
シルクスイートの味わい
シルクスイートのくどくない甘さと豚バラ肉の脂、ネギ塩タレの心地よい塩味。甘しょっぱいおかずに変貌を遂げたさつまいも。
芋らしい香りがするシルクスイートは、他の食材の邪魔をせず、噛みすすめていくとフワッと甘さが広がります。
シルクスイートに合うお酒
程よいみずみずしさで滑らかな舌触りが特徴のシルクスイートには、喉越しの良い苦めな黒ビールがとても合います。
ほっくりとした食感に、豚バラ肉のカリカリ。口の中で弾むコントラストが心地よく、ビールで流し込めば甘さと脂が綺麗に胃に収まります。
シルクスイートの活用方法
甘さ、香り、食感、どれもさつまいもの中では平均的で、炒め物などのおかずやおつまみにぴったりの品種です。
加熱することで味付けが染み込みやすく、くどくない甘さによりバランスの良い仕上がりになるシルクスイート。
簡単なレシピ表を作りましたので活用して、お試しください。